【2025年秋最新版】コスパ重視!おすすめ自作PCパーツ構成を徹底解説

オタクおじさんの日常

「最新のゲームを快適にプレイしたい!」「動画編集や配信に挑戦してみたい!」でも、BTO(受注生産)パソコンは価格が高い…と感じているなら、自分でパーツを選んで組み立てる「自作PC」がおすすめです。パーツの知識があれば、予算内で最大限のパフォーマンスを引き出す夢の1台を組むことができます。

この記事では、2025年秋の最新パーツ情報をもとに、性能と価格のバランス、つまりコストパフォーマンスを最重要視したおすすめのPCパーツをカテゴリーごとに詳しくご紹介します。

おすすめのCPU:PCの頭脳は賢く選ぶ

CPUはPCの処理性能を決定づける最も重要なパーツです。2025年現在、IntelとAMDが高い性能で競い合っていますが、コストパフォーマンスで選ぶなら以下のモデルがおすすめです。

おすすめCPU特徴
AMD Ryzen 5 76006コア12スレッドという十分な処理性能を持ち、ゲームからクリエイティブ作業まで幅広く対応できる万能CPU。最新のAM5プラットフォームに対応しており、将来的なアップグレードのしやすさも魅力です。消費電力と発熱が比較的低く、扱いやすい点もポイント。
Intel Core i5-14400F10コア16スレッド(高性能なPコア6基+高効率なEコア4基)という構成で、特に複数の作業を同時に行うマルチタスク性能に優れています。動画のエンコードなど、CPUパワーが求められる作業で強みを発揮します。グラフィック機能がない「F」モデルを選ぶことで、コストを抑えられます。

【コスパ重視のワンポイント】 ゲーム性能と将来性を重視するなら Ryzen 5 7600、動画編集などのマルチタスク作業が多いなら Core i5-14400F を選ぶと良いでしょう。どちらも3万円前後で購入でき、ミドルクラスPCのCPUとして鉄板の選択肢です。

おすすめのマザーボード:PCの土台となる重要な基盤

マザーボードは、CPUやメモリ、グラフィックボードなど全てのパーツを接続する土台です。CPUのソケット(形状)に合ったものを選ぶ必要があります。

CPU対応チップセットおすすめマザーボード例
AMD Ryzen 5 7600B650ASRock B650M PG Lightning WiFi
Intel Core i5-14400FB760MSI PRO B760M-A WIFI DDR5

【コスパ重視のワンポイント】 「B」から始まる型番のチップセットは、拡張性と価格のバランスが取れたコストパフォーマンスに優れたモデルです。Wi-Fi機能の有無やUSBポートの数など、自分に必要な機能を見極めて選びましょう。上記モデルはいずれも2万円前後で、安定性と必要十分な機能を備えています。

おすすめのPCケース:デザインと機能性の両立

PCケースは見た目のデザインだけでなく、パーツの冷却性や組み立てやすさ(メンテナンス性)にも大きく影響します。

おすすめPCケース特徴
Fractal Design Pop Airシンプルで洗練された北欧デザインと、高い冷却性能を両立した人気のケース。カラーバリエーションも豊富で、自分らしい一台を組むことができます。内部スペースも広く、初心者でも組み立てやすい設計です。
NZXT H5 Flowフロントパネルがメッシュ仕様になっており、エアフロー(空気の流れ)を重視した設計が特徴。パーツをしっかり冷却したいゲーマーにおすすめです。シンプルながらスタイリッシュなデザインも魅力。
Thermaltake Versa H175,000円前後という低価格ながら、しっかりとした作りで自作PC入門に最適なケース。コンパクトな設計で置き場所を選びません。

その他おすすめパーツ:性能を底上げする名脇役たち

CPUやマザーボード以外のパーツも、PCの快適性を大きく左右します。コストを意識しつつ、バランスの取れた選択をしましょう。

メモリ:作業スペースは広く快適に

現在の主流はDDR5規格です。ゲームや動画編集を快適に行うなら合計32GB (16GB×2枚) を搭載するのがおすすめです。

  • おすすめ製品:Crucial Pro DDR5-5600 32GB Kit (16GBx2)
    • 安定した動作とコストパフォーマンスに定評のある鉄板モデルです。

ストレージ (SSD):爆速起動の必需品

OSやアプリケーション、ゲームの読み込み速度に直結するのがストレージです。現在では高速なNVMe M.2 SSD (PCIe 4.0対応) が主流です。

  • おすすめ製品:Western Digital WD_BLACK SN770 NVMe SSD (1TB)
    • 高速な読み書き性能を持ちながら価格がこなれており、コストパフォーマンスが非常に高い人気モデル。容量は最低でも1TBあると安心です。

電源ユニット:PC全体に命を吹き込む心臓部

電源ユニットは、各パーツへ安定した電力を供給する重要なパーツです。変換効率を示す「80PLUS認証」があり、BronzeGold認証のモデルを選ぶと安心です。

  • おすすめ製品:玄人志向 KRPW-GK750W/90+ (750W 80PLUS Gold)
    • 今回紹介するようなミドルクラスの構成であれば、650W〜750Wの容量があれば十分です。信頼性の高いGold認証で750Wの容量を持つこのモデルは、将来的なパーツのアップグレードにも対応しやすいでしょう。

CPUクーラー:CPUを冷静に保つ冷却装置

CPUにはリテールクーラー(純正品)が付属している場合もありますが、より高い冷却性能と静音性を求めるなら、別途購入するのがおすすめです。

  • おすすめ製品:DeepCool AK400
    • 3,000円台という低価格ながら、多くのCPUを十分に冷却できる高い性能と静音性を両立した大人気空冷クーラーです。

グラフィックボード:ゲーム体験を左右する花形パーツ

PCゲームや映像制作において最も性能が求められるパーツです。価格帯が非常に広いですが、フルHD〜WQHD解像度での快適なゲームプレイを目指すなら、以下のモデルがコストパフォーマンスに優れています。

おすすめグラフィックボード特徴
NVIDIA GeForce RTX 4060最新のゲームを高画質で楽しむための基本性能を備えたミドルクラスの定番。特に「DLSS」というAI技術を使ったアップスケーリング機能により、フレームレートを大きく向上させることができます。
AMD Radeon RX 7700 XTRTX 4060の対抗馬となるモデル。DLSSは使えませんが、純粋な描画性能(ラスタライゼーション性能)が高く、VRAM(ビデオメモリ)容量も多いため、高解像度設定に強いのが特徴です。

【コスパ重視のワンポイント】 グラフィックボードはPCパーツの中で最も高価になりがちです。自分がプレイしたいゲームや用途を明確にし、オーバースペックにならないモデルを選ぶことがコストを抑える鍵となります。

まとめ:コスパ重視構成の一例

今回ご紹介したパーツで構成した場合の、合計金額の目安です。(※価格は2025年10月現在の目安です)

パーツモデル例参考価格
CPUAMD Ryzen 5 7600約 30,000円
マザーボードASRock B650M PG Lightning WiFi約 20,000円
メモリCrucial Pro DDR5-5600 32GB Kit約 15,000円
ストレージWD_BLACK SN770 NVMe SSD (1TB)約 10,000円
グラフィックボードNVIDIA GeForce RTX 4060約 50,000円
PCケースNZXT H5 Flow約 12,000円
電源ユニット玄人志向 KRPW-GK750W/90+約 13,000円
CPUクーラーDeepCool AK400約 3,000円
OSWindows 11 Home約 17,000円
合計約 170,000円

この構成であれば、最新のPCゲームをフルHD環境で快適にプレイできるだけでなく、動画編集や普段使いもストレスなくこなせる高いパフォーマンスが期待できます。

自作PCは、パーツ選びから組み立てまで、まるでプラモデルを作るような楽しさがあります。ぜひこの記事を参考に、あなただけの最高のコストパフォーマンスを誇る一台を組んでみてください。

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