Radeon Software を使ったGPU設定変更
こんにちは、管理人のIGE78です!
いつもフォートナイトで使用しているゲーミングPC(大した性能ではない)でマイニングをするとどれくらいの収益が出るのかやってみました。ナイスハッシュのダウンロード方法などはいろんな人がやっているので今回は省いてどれくらいの収益が出るのかをメインに説明します。
3回目の今回は、Radeon SoftWare を用いてRX6600xtの設定を変更していきます。※第2回目でも記載しましたが、メーカーや個体、環境によっても差が出ます。自分も3枚持ってますが微妙に結果が異なるので過度に触らず、ある程度で許容した方がグラボ長持ちの秘訣かと思います。
Radeon SoftWare を開いてカスタム(手動)を選択する。
① まずは、画像のようにRadeon SoftWare のパフォーマンスを開いて、手動(現在はカスタムになっています)を選択します。
チューニングは自動で簡単に合わせられるものが無いのでカスタムを選択して自分で合わせていきます。
最大周波数、電圧の調整
②カスタム設定にしたあとは、GPUチューニングで高度な制御を有効にします。
すると、最大周波数と電圧が変更できるようになるので、最大周波数は1200MHz、電圧は650mvで設定します。
前述していますが、この設定は正解という訳ではありません。問題無く動き収益性も上がるチューニングということでご理解頂ければと思います。
他の方のサイトや動画ではもっと攻めた設定にしている方も見受けられるため知識と経験のある方は自己責任でこれ以上の設定変更を行っても良いと思います。
VRAMチューニングでオーバークロックする
③次にVRAMチューニングを行っていきます。
まずは、VRAMチューニングを有効にして、高度な制御も有効にします。
最大周波数は2150に変更します。こちらも最大周波数、電圧と同様に自己責任でこれ以上の設定変更も可能です。
ファンチューニングについて
④ファンチューニングは触っていませんが、音が気にならない方は高めの設定にしても良いかもしれません。
ファンチューニングは基本的にどれほど変更しても機能や電力消費自体には大きな影響を及ぼしません。ただし、高めの設定にしておくことでPC内部の温度上昇を抑えることができるため長い目で見るとグラボの寿命を延ばすことができると考えます。
寝室とマイニング部屋が別という方、一人暮らしの方は設定を高めにしておくことがお勧めです。
電源チューニングについて
最後にこちらが一番大事な項目です。電源チューニングについてみていきます。
電源チューニングについては有効にして電力制限を-30にしています。もっと低い値にすることもできますが自分のPC環境の場合これ以上下げるとグラボの機能が低下したり、マイニングで思ったほどの収益を出せなくなりました。
つきつめていけば1%単位で変更して最高効率を目指すことも出来ると思いますが複数のグラボを全て最高効率を目指すのは逆に効率が悪く効果も大きく見込めません。
以上でグラボの設定は終了です。3枚のRX6600xt使っていますが、この設定だとPCが落ちたり、マイニングが止まったりということがありませんでした。
最高効率を目指すのも大事ですが、ある程度安定して収益を出せる設定にすることで、本業に集中することの方が稼ぐことができると思います。
長かった設定編は以上になります。
次回は、いよいよマイニング性能について報告します。
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